• 【連載】飯塚よかもん・よかひと見聞録 其の五

飯塚よかもん市場自慢の逸品店 の 店舗ブログ

ココでしか見れない、『飯塚よかもん市場自慢の逸品店』の情報をお届けします

2017年11月27日

【連載】飯塚よかもん・よかひと見聞録 其の五

飯塚市で「よかもん」を扱う企業やお店、そしてそこを営む「よかひと」

をご紹介するこのコーナー

 

第5回はカフェの運営などを通じて地域の魅力の発信や課題の解決を行う、「宮ノ上げんき」の田中さんをご紹介します。

 

 

飯塚市の長尾地区、長崎と小倉を結んだ長崎街道沿いにあるカフェ「宮ノ上げんき」

 

店内には、ゆったりとしたカフェスペースや自然食品や製法にこだわった調味料、お菓子などを販売するコーナーも。

また2階部分はフリースペースとして、地元の陶芸家さんの展示会やライブが

開催されています。

 

そしてお店のなによりの魅力はオーナーの田中 仁さん(43)自身。

 

28歳で生まれ育ったこの地にカフェを開き、お店を運営しつつTシャツなどのデザイン・

プリント業務を続けています。

その持ち前のアイデア力で生み出した新たな商品が実にユニーク。

 

 

この地域を見おろす三郡山の名を冠した「三郡山サイダー」は、今時珍しい回収型のレトロなリターナブル瓶を使います。

そうすることで、買った時、そして瓶を返却する時に自然と会話が生まれ、人と人との間をとりもってくれるそうです。

 

そしてもう一つが田中さん自身の名を冠した「田中カレー」。田中の田中さんによる田中さんのためのカレーをのコンセプトが評判を呼び、生産が追いつかない状況だとか。

 

 

田中さんが常に大切にしているのはその物・コトの物語性。

 

それを念頭に、いま力を注いでいるのが、地元の和牛「筑穂牛」を応援する

「筑穂牛ファンクラブ」。

週末ごとに各地のイベントへ出店し、筑穂牛の魅力を内外にPR。それが実ってか、ミシュラン福岡版では、筑豊エリアでは唯一となる星を筑穂牛をメインで扱うお店が獲得しました。

 

そしてもうひとつの活動が飯塚市の筑穂庁舎内にある「ふれあいcafe」の運営。

地元の方から「飲食できる場所がほしい」などの声に応えて、

筑穂牛を使ったメニューなどを提供しています。

 

 

一見「何屋さんですか?」と聞かれることも多いと笑う田中さん。

でもその芯にはそのものが持つストーリーを最大限引き出すという

一貫した哲学があるのです。

 

 

 

 

 

 

宮ノ上げんき

 

福岡県飯塚市長尾1371

tel.0948-72-0604

営業時間/11:00~18:30

定休日/日祝日

http://genkee.info/

 

 

 

 

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